活版印刷に惹かれた7人で見学

唐突にTwitterで呼びかけさせていただいたにもかかわらず、
フォトグラファー、デザイナー、ブックスタイリスト、出版社立ち上げ中の編集者、ウィリアム・モリス研究者…と、このままチームを組めそうな6名の方にお集まりいただき、自分ふくめ7人で、活版印刷といえばと話題の「明晃印刷」さんにお邪魔してきました。

 明晃印刷とは?

明晃印刷株式会社は、大阪府福島区にて長い歴史を誇る、活版印刷の技術力で名高い印刷会社さんです。国内のVIPのかたの印刷物をおつくりされている他、近年では海外からも熱いオーダーを受け制作をされています。一枚一枚が芸術品のように凄みがある物作りをされていることで、とてもよく知られた会社です。

社長をされている高崎さんとわたしとは数年前からFacebook上でお付き合いがあり、この度ご縁がつながり見学をさせていただくことになりました。

 高崎さんの印象

Facebook上ではいつも仲良くしていただいているものの、職人気質なので少し凄みのある強面の方なのかな?と想像していたのですが、お会いするとなんだかチャーミングで、でも豪快に笑われる、とても素敵な方でした。

ご自身の人生経験から活版印刷のしくみまで、丁寧に面白く教えてくれます。

 見学風景

previous arrow
next arrow
previous arrownext arrow
Slider

このページの素敵な写真たちは、フォトグラファーの山下 陸さん(@air_rf )に撮影いただきました。フォトグラファーほんとすごい。こんなに素敵な写真が撮れるなんて、人生楽しめすぎて少しずるいです笑

左から、デザイナーの山本さん(@myk1230 )
ブックスタイリストのニワノナオキさん(@BooksMajolie )
編集者の嶋田さん(@shimadasho5 )
ウィリアム・モリス研究者(-)
etomoji 清川
フォトグラファーの力武さん(@t_riki0930 )

ハイデルと高崎さんの説明に興味津々です。

デザイナーの、山本 美有紀さん(@myk1230 )。紙モノがお好きだそうで、紙の表裏を当てるクイズ?もバッチリ正解されてました!イラストもおしゃれで可愛くて素敵です。

フォトグラファーの、力武拓也さん(@t_riki0930 )。力武さんめっちゃおしゃれな写真撮られるんですよ。ポートレートとかすごいハイセンスです。

まさか全員がハイデルを触らせていただいて、大興奮!
動かすだけでもテクニックが必要で、もう四苦八苦です。これで印刷したり版ずれの無いようにするのは本当に大変。高崎さんにお伺いしたところ7年ぐらい修行が必要とのこと。でも扱えたらすごく格好良いですよね。

こんなかんじで2時間半ぐらいだったかな?かなりみっちり、活版印刷について教えていただきました。あっという間にすぎた時間でしたが、濃い内容で、ますます活版印刷が好きになりました!次の自分の名刺は、活版でつくりたいと思います。

「あまり使われない特殊な文字などは職人が木彫りで活字を作っていた」とか「メジウム版は前の色が残りやすいから必死で版を洗うんだ」など、ここでしか聞けないようなお話をたくさん聞けました。

 活版印刷の魅力

活版印刷の魅力についても語っておきたいと思います。
いや、活版印刷というより明晃印刷さんの魅力、という方が正しいかもしれません。

  • 紙と版面の凹凸が魅力的
  • 活字の重みを感じられる(旧字や、ふだん扱うフォントとは違う味が出せる)
  • 印刷の輪郭がシャープ
  • 自分で印刷しにきてもいいらしい

↑この写真だけわたしが撮影者です。Rikuさんの名誉のためにお伝えしておきます笑

紙と版面の凹凸に魅力を感じる人は多いと思います。

それ以外にも、活字の重み…これは実際に目で見て初めて感じたことですが、昭和時代から使われてきた活字ですから、文字の形とかも全然いま我々デザイナーが扱っているフォントとは違うんですね。細部にやどる時代性とか、独特の美しさが、この活字を通してしか体験できない唯一のものだと思いました。

印刷の輪郭がシャープなのは、真鍮性の版面ならではでしょう。明晃印刷さんは樹脂版面はされてないそうで、エッジの強くでる真鍮性にこだわられています。そこに非常にこだわりを感じます(樹脂性を否定しているわけではないですよー)。この差というのも、結構違うものです。印刷テクニックに依存する部分も多いですが、明晃印刷さんでは、3.5ptの文字が明瞭に出せるんですよ。すごくないですか?

そして明晃印刷さんでは、名刺を作るときに自分で印刷まで体験させてもらえるんですよ。紙の質感、インクの匂い、オイルの匂い、場の空気をまるまる感じながら完成まで自分でできるのは、きっと格別ですね。

 最後に

そんな感じで、驚きや感動の体験をさせていただき、とても楽しい見学会でした。最後に、高崎さんは若手デザイナーの応援に興味があり、気軽に立ち寄ってほしいとのことでしたので、Facebookアカウントを紹介させていただきますね。ぜひ一度、明晃印刷さんに足を運ばれてはいかがでしょうか?

高崎 健治さんのプロフィール写真、画像に含まれている可能性があるもの:高崎 健治さん

高崎 健治さん

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る